貴社の「困った」を、PGは諦めません
私たちプレス技術研究所は、創業70年にわたり培ってきた技術力で
・プレス加工精度の向上
・金型寿命を伸ばし交換スピードを上げる
そして
・プレスライン自動化
で
お客様の多様なニーズに応え、高度成長期の製造業を支えてまいりました。
私たちの真骨頂は、単に最新技術を駆使するだけでなく、
「もう無理だ」「どこも引き受けてくれない」といった、他社様が諦めてしまうような難しいご要望にも、真正面から向き合う姿勢にあります。
製造業B社からのSOS
先日、私たちのもとに一本のお問い合わせが入りました。
ご相談くださったのは、弊社協力会社A様。
これまで一度も取引のなかった製造業のB社様の
「かなり昔に作られた材料送り装置」の調子が悪く、修理が必要とのことでした。
しかし、その装置は製造から長い年月が経ち、当時のメーカーも既に撤退、
また、修理を担っていた技術者の方がご高齢のため、対応が難しいという、まさに八方塞がりの状況に陥っていたそうです
B社様は複数の業者に修理を依頼したものの、
いずれも「手に負えない」「部品がない」「図面がない」といった理由で断られていたと伺いました。
生産ラインの停止は企業の死活問題です。半ば諦めかけていたB社様が、A社様に相談されたところ、
「プレス技研も材料送り装置を製造しているから聞いてみる」と
最後の望みを託して私たちにご連絡くださったのです。
時を超えた装置の「再生」へ
A社様からのご依頼を受け、社内では即座に技術検討チームが結成されました。
正直なところ、私たちにとっても図面のない、しかも稼働中のラインから取り外せない装置の修理は、容易な挑戦ではありませんでした。
しかし、「お客様の困りごとを解決する」という弊社の企業理念に基づき、私たちはこの困難な課題に、真正面から向き合うことを決断しました。
まず、私たちはB社様の工場へ急行し、問題の材料送り装置を徹底的に調査しました。
設計チームが長年の経験と勘を頼りに装置の構造を分析し、摩耗・破損箇所の特定を進めます。
「なぜこの部品が、この部分で摩耗するのか」
「当時の設計者は何を意図していたのか」
といった点まで、深く考察を重ねました。
そして、修理のために必要となる部品の「再現」に着手しました
図面がないため、現存する摩耗した部品から詳細な寸法を測定し、材質を特定するリバースエンジニアリングの技術が不可欠ですが、
なるべく弊社既存機でリカバリーできるよう考えました。
設計、調達、営業、チーム一丸となり、一つずつ検討を重ねて参りました
材料送り装置ならプレス技術研究所
長年使用された機械は、見た目ではわからない摩耗や歪みがあります。
プレス周りの周辺機器を製造している私たちなら、不具合の原因を正確に把握できます。
装置全体のバランスや、各部品の連携まで考慮した上で、修理計画を立案しました。
修理した後も、単に動けばよいというわけではありません。
装置本来の性能を最大限に引き出すため、稼働テストを何度も繰り返し、微細な調整を重ねました。B社様とも密に連携を取り、実際の使用環境でのフィードバックを反映させることで、精度と信頼性を高めていきました。

弊社既存機を利用した修理例
数週間に及ぶ粘り強い努力と、幣社チーム全員の情熱が実を結びました。
そして、長年の時を経て老朽化していたB社様の材料送り装置が、
まるで新品のようにスムーズに、そして安定して稼働する姿を目にすることができたのです。
B社様からは「もう諦めていたのに、本当に感謝しかない」と、大変温かいお言葉をいただきました。
この修理によって、B社様は新たな設備投資をせずに生産ラインを維持することができ、今後の安定稼働に大きな希望を見出されました
そして私たちにとっても、この困難な挑戦を通じて、「弊社既存機で再生する」という新たなノウハウを確立することができました。
これは、他社では決して真似のできない、A社弊社独自の強みになると確信しています。
貴社の「困った」を、ぜひ私たちにご相談ください
「不可能を可能にする」。
今回のB社様との挑戦は、私たちの「お客様のために、決して諦めない」という強い意志と、常に革新を追求する技術者たちの情熱の証です。
貴社に、老朽化した機械の修理でお困りではありませんか?
製造中止部品や、対応できる業者がいなくて困っている装置はございませんか?
どんなに難しいご要望でも真摯に向き合い、
貴社にとって最適なソリューションを追求します。
古い機械のメンテナンスから最新の自動化設備導入まで、製造現場のあらゆる課題解決をサポートいたします。
ぜひ一度、お気軽にご相談ください。
私たちは、貴社の「困った」を「できた!」に変えるパートナーでありたいと願っております。